利用者アンケートから見る法人向けサブスクサービスの価値

サブスクリプション型のビジネスモデルは、今や様々な業種業態に広がり、BtoCのみならずBtoBでも当たり前に見かけるようになってきました。その普及に伴い、サプスクリプションサービスを実際に利用し、そのメリットやデメリットを体感している利用者も増えてきています。

そこで、サブスクビジネス研究所では、法人向けのサブスクリプションサービスを利用している利用者の利用状況や満足感、サブスクリプションサービスに感じる価値などについての実態調査を実施しました。

本調査の結果が、法人向けサブスクリプションサービスを提供している事業者様、またはこれからサブスクビジネスを始める事業者様にとってヒントとなれば幸いです。

目次

  • BtoBサブスクリプションサービスの利用状況
  • サブスクサービスを実際使ってみてどうだったか
  • サブスクサービスの価値はどこにあるのか
  • 調査概要
  • 調査データのご利用について

BtoBサブスクリプションサービスの利用状況

利用サービスはITサービスが89%、主に営業・開発で利用

Q1-1.利用している法人向けサブスクリプション型サービスの分類を教えてください。

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利用サービスについて尋ねた最初の設問では、ITサービス(例:Office365、AWS、Salesforce、Sansanなど)、コンテンツ(例:研修、福利厚生)、モノ(例:ウォーターサーバー、観葉植物など)という選択肢のうち、ITサービスという回答が圧倒的に多いという結果になりました。

回答者属性を見ればお分かりのとおり、回答者の29%が情報通信業ということもありますが、業種に限らず、ビジネスにおけるサブスクリプション型ITサービスの浸透率の高さがよく分かる結果と言えるのではないでしょうか。

Q1-2.利用しているサービスをどの業務で利用していますか?

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サービスの利用業務については営業が最も多く、次いで開発、インフラ、マーケティングと続いています。売上の根幹を担う営業・マーケティング、商品・サービスの品質を担う開発、組織の基幹を担うインフラなど、利益や生産性に大きく関わる場面で使われるサービスが多いようです。サブスクITサービスの活用が売上アップやコスト削減に直結する可能性が高いということですね。

それに対してコンテンツのサブスクサービスは人事・総務、モノは総務・インフラといった場面での活用が目立ちます。こちらはバックオフィス部門の生産性に関わるサービスと言えます。

利用期間は5年以上の企業が25%で最多だが、ばらつきあり

Q2.サービスの利用期間を教えてください。

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サービスの利用期間については、5年以上利用している企業が25%を占めますが、導入から3年未満の企業を合わせると52%となり、長期間サブスクサービスを利用している企業と、利用期間が比較的短い企業とでばらつきがあることが分かります。

この結果については、サブスクサービス黎明期からサービス導入に積極的に取り組んだ企業とそうでない企業に分かれた可能性もありますが、自社に適合したサービスを見つけられた企業は長期間利用を継続し、そうでない企業は積極的に新しいサブスクサービスを導入して適合するものを模索している、と見ることもできます。

いずれにせよ、自社の業務プロセスに欠かせないものとしてサブスクサービスを利用する企業は、5年以上というロングスパンの優良顧客になる可能性を持っていると言えるでしょう。

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また、サービス分類別に見ると、ITサービスとコンテンツのサブスクサービスは利用期間が比較的ばらけているのに対し、モノのサブスクサービスは「1年以上2年未満」もしくは「5年以上」で高い数字を示しています。

ここ1〜2年で大きく変わったものといえば、コロナ禍によるリモートワークの普及です。5年以上継続利用されているサービスは「これまでのオフィスでずっと必要だったもの」、1年以上2年未満のサービスは「コロナ禍でオフィス環境が変わって必要になったもの」が導入されるようになった可能性が高いと考えられます。

1年契約が約40%で主流、定額課金が約半数

Q3-1.サービスの契約期間を教えてください。

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Q3-2.サービスの課金モデルを教えてください。

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サブスクリプションサービスの契約期間で最も多かったのは全体の39%を占める1年契約で、法人向けサブスクサービスでは主流の契約期間と言えます。

課金モデルについては定額課金が約50%と半数ですが、サービスの分類別に見てみると、モノに関しては従量課金、あるいは定額+従量課金のモデルが比較的多くなっています。

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サービス認知のきっかけはウェブ検索や紹介・展示会

Q4.利用しているサービスを知ったきっかけを教えてください。

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利用サービスを知ったきっかけについては、ウェブ検索が22%、紹介が15%、展示会・イベントが11%です。

利用期間別に見てみると、特にサービスの利用期間が2年未満と答えた回答者については、ウェブ検索でサービスを知ったという人が全体の約30%を占めました。一方、2年以上サービスを利用している場合はウェブ検索、展示会、紹介にそこまで大差がないことから、サービスの情報収集手段としてウェブ検索をする利用者が増えている背景にコロナ禍が大きく影響していると推測できます。

Next> 「どのような目的で導入しましたか?」「サービス導入を決めた理由を教えてください」「実際使ってみてどうだったか教えてください」

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